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RC・S造の建物の最も有効な計画を提案します。

TEL. 03-5474-8571

〒107-0062 東京都港区南青山4-18-21 南青山スカイハイツ302号室

CONCEPT

コンセプト

 RC造、S造の歴史は浅く、RCでは150年くらいの歴史しかありません。日本におけるマンション(RC共同住宅)の始まりは大正時代といわれますが、日本初の分譲マンションは昭和26年であり、昭和30年の日本住宅公団の発足以降増え始め、現在では都市の住居形式として確固たる地位を確立しました。しかしながら今後恐らく10年以内に、マンションの存続さえも危ぶまれる危機が来ると懸念しています。そのような危機にいたっても慌てることのないように、RC・S造建物の今後あるべき姿を示していきたいと考えています。


メッセージ

CEO 区分所有法は画期的な法律であり、分譲マンションの存在を法律で定めることにより、マンションの資産価値を保障しました。
 昭和30年以降始まった公団住宅は現在、築50年以上の物件が増え、各団地において建替えの計画が進んでいます。しかしながら、比較的駅に近い、敷地が広いなどの好条件の団地であっても建替えがスムーズに行われず、たとえば多摩ニュータウン諏訪2丁目団地は建替えに25年掛かりました。
 全国の1981年以前の旧耐震基準のマンションでも106万戸(3万棟)のうち、0.6%しか建替えられていない現状です。旧耐震基準を含め、全国に600万戸のマンションがあり、国税庁基準耐用年数47年を超えるマンションは爆発的に増加しているのです。今後この状況を深刻にとらえ、法律が何度も改正されていっても、恐らくマンション建替えられない問題の抜本的解決法を見出すことは不可能に近いでしょう。
 そういうことが明らかになりつつある現在においても、タワーマンションなどの人気が絶えない状況は、まったく理解できるものではありません。しかし私たちは警鐘を鳴らしています。近い将来、マンションの資産価値、区分所有法を見直さなければならない時代が来るかも知れないのです。
 であるならば、私たち建物の専門家はRC建物との長期にわたる保全と、資産価値の維持の方法を提案し、問題の解決を図るしかないと判断し、救済活動を本格化する決意をいたしました。
 いたずらに不安を抱く必要はありません。RC、S造は構造形式としてはすばらしいものであり、保全さえ間違えなければ、200年は使用可能でしょう。ですから、危機はむしろチャンスと捕らえ、資産価値を高められるようにしていきましょう。
 長期修繕や、耐震補強のみならず、様々な対策が必要です。なにしろ今後未知の時代に入っていくのですから、不測の問題も発生するでしょう。でも大丈夫、仲間はたくさんいます。知恵を出していけばいいのです。
みんなで一緒に子孫のために、皆様ご自身の未来のために、大切な資産を守りぬいていきましょう。


プロジェクト沿革

1988年
投資物件の計画業務開始。
1995年
世田谷区赤堤商店街活性化事業開始。
1998年  
世田谷区において路地状敷地有効利用事業計画開始。
2003年
2007年
熊本県京町にて変形敷地利用プロジェクト開始。
2008年
新宿区高田馬場にて路地状敷地における重層長屋プロジェクト開始。
既存建物(木造、RC)構造補強業務開始。
2014年   
土地・建物有効利用プロジェクト開始

バナースペース

株式会社 楠設計

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